いのちの絵筆・野田武男さんの講演から

今日、野田武男さんの講演を聴きました。

事故で全身麻痺になりながら、絵筆を口にくわえて、創作活動をしてみえる方でした。

 ▼野田武男ホームページ

始めに、TV番組「アンビリーバブル」で野田さんの再現ドラマが放映されました。
野田さん本人も登場しました。番組の構成力は、見る者に涙を運びました。

野田さんが絵を描くきっかけは、描いた絵を褒められたこと、とおっしやいました。

「描くときは、いろいろなことを忘れ、夢中になれる」
結婚式で。ウェディングドレスを着た娘に、感謝の気持ちを込めて描いた絵が、代表作となり、その後の絵の道がひらけたことなど、たくさんのことを話してくださいました。

共感してのは、
「人の助けをかりないと何もできない、ときつらかった。自分は何のために生きているのか。みんなに迷惑をかけて。」そう思うとつらくて、みんなに八つ当たりしたり、とげとげしていた。愚痴ばかり言っていたと。それは、当然だと思いました。野田さんの素晴らしさは、そこから抜け出しことです。愚痴を言うかわりに、絵を描いた。
そして、娘のため、という人への願いが込められている。

大いに参考になりました。
野田さん、ありがとうございました。