「機関車先生」 小説と映画の関係
あなたは、小説と映画、同じ原作ならどちらが好きですか?
私は、断然小説です。
映画は、短縮されているところが多くて。
「この場面はどう表現されているのだろ」と思うところがなかったり。
また、役者の表情だけでは、どうしも、読み取れません。
小説は、ぐいぐい入ってきます。
映画の2時間という制約が大きいのでしょうか。
「機関車先生」(伊集院静)、「秘密」(東野圭吾)しかりです。
「機関車先生」出だしが違う。よう、りんばあさんの扱いが軽い。
豆狸の話は出てこない。
ラストも違う。機関車に子どもたちは乗らずに終わってしまう。
堺正章の校長先生は軽過ぎる。
しかし、映画のすごいところは、
カメラワーク。
引くところ、飛行機から船を映すところはいい。
自分で映画の映像を使って、再構成する感じだ。