『山の命』 (立松和平)読破
『山の命』
これは、絵本。読破は不釣合いか。
おじいさんが飼っている鶏をいたちが食べてしまった。
おじいさんはそのいたちをつかまえると、なんと………。
児童書で、こんな残酷なことを描いていいのだろうか、とはっとさせられました。
不登校ぎみの少年が、父親の故郷で、痴呆の進む祖父との生活を通して、生きることを学ぶ。
「海の命」「山の命」「川の命」「たんぼの命」「街の命」と続く立松氏のシリーズらしい。ぜひ、他のものも読んでみたい。小学校6年生の国語の教科書に載っているものもあり、推薦図書にしている学校も多いとか。
絵がものすごくきれいです。
子どもよりも大人である私たちがはっとさせられる作品。