『山の命』 (立松和平)読破

wakate2005-03-11

『山の命』

これは、絵本。読破は不釣合いか。

おじいさんが飼っている鶏をいたちが食べてしまった。
おじいさんはそのいたちをつかまえると、なんと………。
児童書で、こんな残酷なことを描いていいのだろうか、とはっとさせられました。

不登校ぎみの少年が、父親の故郷で、痴呆の進む祖父との生活を通して、生きることを学ぶ。

「海の命」「山の命」「川の命」「たんぼの命」「街の命」と続く立松氏のシリーズらしい。ぜひ、他のものも読んでみたい。小学校6年生の国語の教科書に載っているものもあり、推薦図書にしている学校も多いとか。

絵がものすごくきれいです。
子どもよりも大人である私たちがはっとさせられる作品。